苫小牧市植苗の日本野鳥の会ウトナイ湖サンクチュアリネイチャーセンターはこのほど、ウトナイ湖畔などで「勇払原野を学ぶ会」を開催した。市民11人が参加し、ハスカップの木を観察したり、同原野の自然についての解説に耳を傾けた。
日本野鳥の会がラムサール条約湿地登録を目指す、弁天沼周辺の勇払原野の自然について理解を深めてもらおう―と企画。NPO法人苫東環境コモンズの草苅健事務局長(68)が講師を務めた。
参加者は、まず湖畔で冬枯れしたハスカップの木を観察。草苅さんは、草むらで倒れていたハスカップの枝を手に取って「このように折れた枝が地面に落ち、そこから新しい芽が出てくる場合がある」と説明した。
センター内では「勇払原野とハスカップの逸話、あれこれ」と題して講演。勇払原野に北限とみられるコナラの大群落があることやハスカップの群落がハンノキ林の中にあることなどを解説した。
草苅さんは「かつてハスカップは勇払原野のどこでも見られたが現在、群落地は限られている。さらなる保全を考えていかなければならない」と訴えた。
















