一休そば 低糖質ソバ開発  PR資金調達へCF実施

一休そば 低糖質ソバ開発  PR資金調達へCF実施
サイト「ACT NOW」を通じ、寄付を呼び掛ける早川社長

 一休そばグループ(本社・苫小牧市有明町)は、自社が開発した低糖質のダッタンソバを全国にPRする資金を調達するため、クラウドファンディング(CF)を実施している。早川陽介社長は「病気やダイエットで糖質制限している全国の人たちに、糖質を気にせず食べられる生そばがあるということを周知したい」と寄付への協力を呼び掛ける。

 商品名は「さらり」。麺のつなぎの小麦粉を減らし、加工デンプンの活用で糖質をカットした。麺はダッタンソバ特有の苦味を抑え、普通の生そばに比べ糖質を40%減らした。血液の流れを良くする栄養成分ルチンは70倍で、ゴボウ1本分の食物繊維も含んでいる。開発はオホーツク管内雄武町でダッタンソバ「満天きらり」を生産する農業生産法人神門と連携。国の補助金を活用し昨年9月に商品化した。

 同社によると、健康志向で低糖質の飲食物が次々と開発される中、生ソバで同様の商品は全国でも非常に珍しいという。実際に食べた人からは「つるつるして喉越しが良い」「歯応えがあっておいしい」「そば湯が濃い」などと好評だが現時点で、販路は本店での店頭販売とインターネット上のバーチャルモール「楽天市場」に限られ、ほとんど売れていなかった。このため、PRも兼ねてネットを通じて、小口資金を集めるCFの実施に踏み切った。

 北海道企業を支援するサイト「ACT NOW」(札幌)を活用し、17日にスタート。従来にない低糖質のダッタンソバを全国にPRする趣旨に賛同する14人から、26日までに10万円余の寄付が寄せられた。

 12月26日までに総額30万円の寄付を目指しており、東京などで開かれる物産展や展示会の出店費用、パンフレット作製費などに活用する。

 寄付者には返礼品として「さらり」を送っており、2880円の寄付で4食分もらえる特典も。早川社長は「寄付集めにとどまらず、低糖質のダッタンソバを必要とする人に届けたい」と話している。

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