令和初の縁起物、しめ縄作り最盛期―苫小牧

令和初の縁起物、しめ縄作り最盛期―苫小牧
しめ縄作りに励む中山さん=3日午前10時ごろ

 師走に入り苫小牧市内のしめ縄製造卸業者では、正月飾りの製造がピークを迎えている。職人が材料のスゲを器用によって、縁起物のごぼう締めや玄関飾り、宝船、神社のしめ縄などを手作りしている。

 市内高砂町の中山商事(中山稔代表)では、10月上旬から作業が本格化した。むかわ町の農家から仕入れた稲わらの芯に青森県産の乾燥スゲを巻き付けて、しめ縄を作る。今年は、作業員の高齢化と人手不足で乾燥スゲが品薄となり、仕入価格が昨年より2割ほど上がった。同商事では、問屋に頼んでなんとか数を確保したという。

 完成した縁起物は、道内の神社や市内の花卉(かき)店、書店、クリーニング店などに卸すほか、個人や企業への直接販売も行っている。売れ筋は、家庭の神棚に飾る素ごぼう(45センチ、1000円前後)。作業は今月末まで続く。

 中山代表(65)は「令和になって初めてのしめ縄作り。新鮮な気持ちで人々の幸せを願い作業に当たっています」と語った。

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