「動議の取り扱いは議会運営委員会で協議した結果、決定の通り進めさせてもらいます」―。議事がストップして約2時間。金沢俊議長の冒頭の発言で本会議は再開したが、傍聴席にいた市民にとっては分かりにくい始まり方だった。
通称「議運」と呼ばれる議会運営委員会は、各会派から選出された議員8人で構成。議会の運営方法に関する調査、協議などを行う。具体的には、定例会ごとに質問順位や会期日程などを決め、議事進行中の問題への対応策も話し合う。
今回は発言の削除を求める動議を議運で話し合うため、急きょ議事録の一部を書き起こす作業が必要になり、一定の時間を要した。その後、議運での協議を経て削除はしない形で決着している。
ただ、この間のやりとりは傍聴者には分かりにくいものだった。特にさまざまな思惑が交錯する場では、ひと言で説明しきれない難しさもある。市民に開かれた議会を目指すなら、再開時にもう少し丁寧な説明があってもよいのではないか。(河)
















