苫市議会、岩倉市長や一部市議の発言内容めぐり一時紛叫

苫市議会、岩倉市長や一部市議の発言内容めぐり一時紛叫

 9日午後の苫小牧市議会定例会は岩倉博文市長や市議の発言をめぐり、審議が紛糾する事態となった。冨岡隆氏(共産)のカジノを含む統合型リゾート施設(IR)に関する一般質問で、岩倉博文市長が「寝ていたわけじゃないでしょ」と答弁し、議員が「不適切だ」と指摘。また、冨岡氏がIR関連予算を批判したことに動議が出され、2時間ほど議事がストップした。

 冨岡氏は道の判断でIR誘致が事実上立ち消えになったことを踏まえ、「IRのないまちづくりに舵を切るべき」などと発言。これに対し、岩倉市長はIRが実現できなくても、新千歳空港の近接地で国際リゾート構想を進める必要性を説き「何度も言っている。寝ていたわけじゃないでしょう。ご理解いただきたい」と反論した。

 岩倉市長は他の市議からもIRに関する質問を受けており、同様の答弁を繰り返していたことから問題の発言につながったとみられる。

 また、冨岡氏がこれまで市のIR関連予算を「無駄遣いだ。反省してほしい」と批判したことに動議が出され、議事が約2時間止まった。一部市議が「予算を議決してきたのは議会。議会に対して反省をしろということか」と反発し、発言の削除を求めた。

 これを受けて開かれた議会運営委員会で、共産側は「岩倉市長の戦略の柱にIRがある。それに予算が付き、結果的に無駄になったのではないかと質疑をした。問題ないと思っている」などと主張した。

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