苫小牧観光協会は、苫小牧市ときわ町のときわスケートセンターと新ときわスケートセンターで実施しているカーリング体験の魅力を広く発信しよう―と、高校生らの協力でPR動画を完成させた。地域振興に向け、道外の学校の修学旅行を苫小牧に呼び込む取り組みの一環。早速、11日に名古屋市、12日に大阪市で開催された北海道教育旅行説明会・相談会(北海道観光振興機構主催)でのプレゼンテーションに活用した。
同協会は、毎年道外で開かれる相談会に出展。学校関係者や旅行代理店にまちの魅力をアピールしているが、独自性を持つ地域が旅行先に選ばれやすいことを実感してきたという。
そこで、道内では苫小牧で最初に行われたとされるカーリングに着目。資料よりも映像で分かりやすく魅力を伝えようと動画を作成した。
動画は9月と10月に撮影が行われ、苫小牧東高校と苫小牧工業高等専門学校の生徒らが出演。苫小牧カーリング協会の指導を受け、ストーンを投げられるようになるまでを3分半にまとめた。生徒らの動きは最初おぼつかなかったが協会の会員が熱心に指導し、うまくなっていく様子が収められている。
出演者は「緊張したが、楽しくやることができた」「最初はすごく苦労したが、少し練習したらできるようになった」などと感想を述べる。
来年1月には、観光協会のホームページで公開予定。修学旅行生が来苫することで、飲食業や宿泊業などへの経済効果も見込まれることから、同協会の中村真也事務局次長は「動画は言葉以外で魅力を伝える手段。リピーターを増やしたい」と話す。
市ときわスケートセンターや新ときわスケートセンターでのカーリング体験の利用は2017年度9件、18年度30件と推移。19年度も利用と予約で約40件と好調だが、カーリング協会会員の高齢化が課題となっている。
苫小牧高専の学生やカーリング愛好者ら10代の会員も在籍しているが、カーリング体験の指導をするのは、60代から70代の4人が中心。カーリング協会の大石和美副会長(70)は「市民向けの体験教室を開いて魅力を伝えるなどし、担い手を増やしたい」としている。
















