苫東石油備蓄(苫小牧市静川)の山口達史所長(55)は13日、年末あいさつで苫小牧民報社を訪れた。今年は胆振東部地震で損傷した設備の修復を行うなど、石油備蓄基地の役割を再認識したといい、「いざというときに原油の安定供給を行う使命を果たしたい」と語った。
同社は、今年度から東京電力カフュエル&パワーと中部電力の合弁会社「JERA」(東京)のグループ企業になった。従業員96人で苫東国家石油備蓄基地(敷地面積274万平方メートル)内にある原油タンク57基(640万キロリットル)を管理する。
山口所長は、サウジアラビアの石油施設襲撃など国際情勢の変化に触れ「中東情勢の不安定化で備蓄施設の重要性を再認識した」と強調。今年もとまこまい港まつりに参加するなど、地域との交流も深めたとした。
20年は苫小牧市や厚真町などで東京五輪の聖火リレーが行われることから「テロ対策のため警備を強化する。設備の維持管理を進め、安定供給に向けて職員の技術技能向上に努めたい」と話した。
















