小遣い出し合い寄付 静内幼稚園児が歳末たすけあい 新ひだか

小遣い出し合い寄付 静内幼稚園児が歳末たすけあい 新ひだか
佐藤会長(左)に歳末たすけあい運動の寄付金を手渡す園児たち

 新ひだか町の静内幼稚園(松井伸樹園長、園児134人)の園児代表4人が10日、町社会福祉協議会を訪れ、園児たちが小遣いを出し合った歳末たすけあい運動の寄付金2万1748円を町共同募金委員会の佐藤雅裕会長に手渡した。

 園児と父母の協力によるたすけあい運動の寄付は1967年から続けられており、今回の寄付金と合わせ、これまでの累計額は272万7852円になった。

 この日は、松井園長らに引率されて年長組の芦沢颯馬(そうま)君、岡田かれんさん、池田敬太郎君、渡邊杏(あん)さんの4人がみんなで集めた現金の入った箱を持参。声を合わせて「自分たちのお小遣いの中から集めたお金です。困っているお友達に分けてあげてください」と贈呈した。

 佐藤会長から「困っている人たちのために大切に使わせていただきます」とお礼の言葉があり、共同募金委から園児全員分のドラえもんのバッジや赤い羽根キャラクターの風船、ドラえもんなどの紙募金箱がプレゼントされた。

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