JR北、来年3月のダイヤ改正 白老駅の特急停車 31本に大幅増 ウポポイ開設に合わせ

JR北、来年3月のダイヤ改正 白老駅の特急停車 31本に大幅増 ウポポイ開設に合わせ

 JR北海道は13日、2020年3月14日のダイヤ改正の内容を発表した。来年4月24日に開業する「民族共生象徴空間(ウポポイ)」に合わせ、最寄りの白老駅に停車する特急列車の本数を現行の1日当たり12本から31本へ大幅に拡大する。また近年、増加するインバウンド(訪日外国人旅行者)に対応するため、札幌―新千歳空港間の快速エアポートを現行1時間当たり4本から5本に増強する。

 ダイヤ改正に合わせて、特急列車愛称名の「スーパー」の使用を廃止する。白老駅の特急は現在、「すずらん」の12本が停車しているが、これに「北斗」の19本を加えて計31本を停車させる。さらに一部特急列車などでアイヌ語「イランカラプテ」(こんにちはの意)のあいさつで車内放送を実施。「ウポポイ」の最寄り駅であることをアピールする。

 「ドル箱」である札幌圏の輸送体系の見直しにも着手。快速エアポートを毎時5本化し、現行の1日当たり116本から3割(32本)増の148本と新千歳空港へのアクセスを増強。これにより現在の「15分間隔」の運行が、おおむね「12分間隔」に切り替わる。

 また、増発する快速エアポートのうち、朝の通勤時間帯と夜間帯に計4本の「特別快速エアポート」も設定。新札幌と南千歳駅のみ途中停車するタイプで、札幌―新千歳空港間の所要時間を現在の最速37分から「最速33~35分」に短縮させる。特別快速とは別に、札幌発の時間を現行の午前6時台から同5時50分に前倒しし、同6時28分に新千歳空港に到着できる「早朝エアポート」も新設する。

 この他、早朝時間帯の苫小牧から札幌方面への始発列車の繰り上げも実施。現在、千歳線普通列車の苫小牧の始発は午前6時4分だが、これを同5時40分に前倒しし、札幌着は同6時46分に。「現行より25分早く札幌到着が可能となり、通勤通学圏が拡大する」(高橋豊運輸部輸送課長)と説明している。

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