苫小牧酒販協同組合の美苫みのり会(平田幸彦部会長)は14日、苫小牧市の地酒「美苫」の新酒を発売した。過去最多の市内外27店舗(前年比4店舗増)で取り扱う。各店は特設コーナーを設置するなどし、特産品として売り込んでいる。
美苫は苫小牧の水道水と厚真町の酒造好適米「彗星」を使用し、田中酒造(小樽市)で醸造。昨年の胆振東部地震で彗星を生産していた田んぼに土砂が流れ、生産者2人のうち1人が亡くなったが、家族が遺志を継いで別の生産者と酒米の生産を行っている。
同会によると、今年は9000本(500ミリリットル換算)を生産する計画。
苫小牧市内のほか厚真町、小樽市などの小売店に並ぶ。
道の駅ウトナイ湖(植苗)では、新酒100本(1本税込み1760円)、にごり酒40本(同1485円)、1升瓶6本(同5025円)を入荷。西村宏基駅長は「販売数はこれから徐々に伸びていくのでは」と期待を込めた。
平田部会長は「令和初、苫小牧酒販協同組合の部会になって初で、胆振東部地震後に田植えして造った初めての酒」と強調。「芳醇(ほうじゅん)な味わいを多くの人に届けたい」と話す。
















