道内で唯一の広域青年組織 胆振林業青年部 新たな担い手育成に力 現場ツアーや出前講座でPR

道内で唯一の広域青年組織 胆振林業青年部 新たな担い手育成に力 現場ツアーや出前講座でPR
出前講座で林業の魅力を伝える青年部員。手前の旗のデザインがロゴマーク=鵡川高校

 胆振林業青年部(大宮健二会長)が、地域の林業振興に向けたPR活動を活発化させている。6月に胆振管内で林業に携わる10~40代の60人で発足以来、域内外のイベントに参加。現場体験バスツアーや出前講座などを次々と企画してきた。ロゴマークやのぼり、ジャンパーも製作。新たな担い手育成を視野に入れ、林業の魅力を広く発信していく。

 胆振振興局によると、道内に林業の青年部組織は自治体単位であるが、振興局単位の広域レベルは胆振が唯一という。林業が盛んな苫小牧市、むかわ町を中心に、白老町、厚真町、安平町、伊達市の林業事業所、森林組合に所属する男性59人、女性1人の計60人で活動している。

 6月に苫小牧市内で設立総会、8月に厚真町で設立記念講演会を開き、10月から活動を加速。大阪で開かれた北海道暮らしフェア、苫小牧の北海道植樹祭・育樹祭に参加して林業を広くPRしてきた。10月25日には厚真町で林業現場体験バスツアーを実施。今月10日にはむかわ町の鵡川高校で出前講座を開くなど、将来の担い手確保に向けた取り組みも進める。

 4000人を超える道内の林業従事者のうち、60歳以上が約3割と高齢化が進んでおり、「人材育成と確保が林業の課題」と大宮会長(43)。若手を中心とした新たなネットワーク組織の青年部が「何かをやらなければ」と力を込める。

 ロゴマークは間伐作業などの際に使うくさびをモチーフに山をデザイン。若手林業者の強い絆をイメージした。

 大宮会長は「林業は面白くてやりがいのある仕事。来年度以降は、会員の技術向上も図っていけたら」と意欲を燃やしている。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る