苫小牧市議会は、今年9月の定例会で本会議の傍聴者に行ったアンケート結果を公表した。議会改革の一環で初の試み。この結果をみると、傍聴の理由で最多は「議員の質問内容に関心がある」だった他、今後も傍聴したいかを尋ねると「また傍聴したいと思う」が85%に達し、市議会に対する期待がうかがえた。
アンケートは9月5~13日の定例会本会議を訪れた人にアンケート用紙を渡し書き込む方式で、延べ153人から回答を得た。回答者の年代別で10、20代はおらず、30代2件、40代5件、50代9件、60代46件、70代以上91件で、60代以上が90%に上った。
傍聴理由について七つの回答項目を挙げて複数回答可で尋ねたところ、最多は92件の「議会の質問内容に関心がある」。次いで85件の「市議会や市政に関心がある」、「提出されている議案に関心がある」と「とまチョップポイントがもらえる」が同数の41件、「議員や知人に誘われた」が14件と続いた。
議員や市長などの発言内容に対する傍聴者の理解度を問うと、「理解できた」「おおむね理解できた」の回答が議員発言は125件で81%だったのに対し、市長発言は103件の68%だった。
議会に関する情報の収集方法も質問し、議会発行の「市議会だより」が93件で最も多く、次いで「新聞などのメディア」が46件。「市議会ホームページ」(18件)や「議員から」(14件)もあった。
この他、自由記述欄には「質問の中に市政への提案があったのがよかった」「一問一答が分かりやすかった」と好意的な意見の一方、「議員同士の私語が聞こえるから控えてほしい」「市の説明で納得できないところがあった」など改善を求める声も。
議会閉会後の13日の正副議長の記者会見で、藤田広美副議長は「議場マナーへの貴重な意見もいただいたので、各議員も自覚して取り組むのは重要なこと」と強調。金沢俊議長は「いろんな意見に触れる機会として、とてもよかった。改善できることはいち早く改善したい」と語った。
















