東京五輪聖火リレーコース詳細発表、東胆振1市4町は歓迎ムード

 2020年東京五輪・パラリンピック(7月24日~8月9日・8月25日~9月6日)の聖火リレーのコース詳細が17日、組織委員会から発表された。福島県を皮切りに来年3月27日から7月24日まで全国47都道府県を巡る。道内は6月14、15日に18市町で実施する予定で、苫小牧市や白老町、厚真町、安平町、むかわ町の東胆振1市4町も対象になっている。具体的なコースが示されたことに各首長は一様に「盛り上げたい」と歓迎している。

 聖火リレーは1市町につき2キロ前後を10人程度がつなぐ設定で、1人当たりの走行距離は約200メートル。ランナーは未公表だが、全国で約1万人が参加する見通しだ。

 北海道では14日に函館を出発して太平洋側のルートを北上。白老町では町役場前を出発し、民族共生象徴空間(ウポポイ)でゴールする。当日の最終到着地となっているため、ウポポイ内で聖火到着の祝賀行事「セレブレーション」が開かれる予定だ。

 15日は苫小牧市からスタート。王子通りや駅前通りなど市内中心部の約2・4キロで聖火をつなぎ、白鳥アリーナ前でゴールする。市内ではまた、東京五輪プレゼンティングパートナーであるトヨタ自動車の子会社、トヨタ自動車北海道(市内勇払)の構内約600メートルの距離で数人が聖火リレーを行う。ランナーは未定。

 むかわ町はむかわ温泉四季の館前―たんぽぽ公園、厚真町は役場前―あつまスタードーム入り口、安平町は役場前―早来小学校(校庭)がルートとなっている。

 コース発表を受け、東胆振1市4町の首長はいずれも歓迎ムード一色だ。

 苫小牧市の岩倉博文市長は、「東京五輪には男子卓球で地元出身の丹羽孝希選手が代表出場を確実にした。多くの市民と共に盛り上げていきたい」とコメント。白老町は来年4月にウポポイがオープン。聖火到着イベントも予定されていることから、戸田安彦町長は「町民と共に聖火とランナー到着を盛大に祝福したい」と話した。

 胆振東部地震で甚大な被害が出た厚真町の宮坂尚市朗町長は、復旧が加速している中での一大イベントに「町内にゆかりのある方が走ると、盛り上がりも変わる。町民を挙げて歓迎したい」と述べた。

 安平町の及川秀一郎町長は、ゴール地点の早来小学校前に早来中学校の仮設校舎があるとし「少しでも復興状況を発信し、町民の笑顔を通じて安平町が元気になっていることを伝えたい」と話す。

 むかわ町の竹中喜之町長も「昨年の震災からの復旧・復興に向けて歩みを進めているところ。五輪の象徴でもある聖火をむかわ町にともし、ご支援をいただいている多くの方々に、昨年よりも今、今よりもこれからと進んでいるむかわの元気な姿を見てもらいたい」と思いを語った。

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