苫小牧市はMICE(マイス、国際的な会合の総称)誘致のPR動画を作成した。市の公式ホームページやユーチューブで公開しており、今年度中にマイス専用のホームページを立ち上げて紹介する計画も。市は「検索するとヒットするようなことからできれば。研修旅行などで(苫小牧に)来たいと思ってもらえるよう、アクセスのしやすさをアピールしたい」と話している。
動画は、マイスの苫小牧開催をイメージしやすいよう、市観光協会が市の委託を受けて制作した。公共施設や2026年3月オープン予定の複合施設「苫小牧市民文化ホール」(旭町)、ホテルのほか、ウトナイ湖や苫小牧港のフェリー、海産物などの産業情報を参加者目線で詰め込み、イメージしやすい動画に仕上げた。フル動画は12分40秒ほど、短縮したショート動画は4分ほどで、それぞれ日本語、英語、中国語版を用意。8月下旬から公開している。
市は20年度に策定した都市再生コンセプトプランにマイス誘致の取り組みを明記し、知名度の向上を目指してきた。市未来創造戦略室は「白老町の民族共生象徴空間(ウポポイ)など、苫小牧だけではなく広域的な目線でできたら。札幌や室蘭、登別へのアクセスがよく、経由ではなく、マイスとして活用してもらいたい」と呼び掛けている。
マイスは、企業の会議や研修旅行、国際機関・団体・学会が行う国際会議、展示会、イベントなどの総称。ビジネス機会の創出や地域への経済波及効果などを期待し、市も誘致に力を入れている。ただ、市によると、市内ではスポーツ大会や各種総会が比較的多く、マイスに特化すると、10年以降では11年度の29件が最多。新型コロナウイルス感染症の流行後は20年度が6件、21年度が10件、22年度が9件と落ち込んだが、23年度は20件に回復した。
















