8月の苫小牧港 貿易赤字385億円 製油所補修工事で原油輸入ゼロに

8月の苫小牧港 貿易赤字385億円 製油所補修工事で原油輸入ゼロに

 函館税関苫小牧税関支署がまとめた苫小牧港の貿易概況によると、8月の輸出入総額は前年同月比25・4%減の725億4600万円で、3カ月連続で前年実績を下回った。市内製油所が4年に1度全装置の運転を止めて行う、大規模定期補修工事シャットダウンメンテナンスに伴い、原油・粗油の輸入が全減した影響で、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は385億1300万円の赤字だった。

 輸出は20・4%増の170億1700万円で、2カ月ぶりのプラス。魚介類・同調製品は1・8%増の33億7000万円。中国が日本産水産物の禁輸を続ける中、ベトナム向けの冷凍サケやホタテが伸びた。

 また、輸送用機器は14・6%増の63億3700万円で、ブラジル向けの自動車部品が好調。紙・板紙は79・4%増の11億4700万円で、インド向けのたばこ用コート紙が増えた。

 輸入は33・2%減の555億3000万円で、2カ月ぶりのマイナス。前年同月に約416億円あった原油・粗油が全減し、数字を押し下げた。価格高騰が落ち着きつつある石炭は、34・7%増の62億8800万円だった。

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