王子製紙苫小牧工場の植村彰彦工場長(65)は18日、年末あいさつで苫小牧民報社を訪れ、2021年度から生産を開始する段ボール原紙などの新規事業について「絶対に失敗は許されない。社員一丸で慎重に計画通り進めたい」と思いを語った。
5月に発表した大型プロジェクトでは、20年度に同工場の抄紙機1台を150億円かけて改造。21年度から段ボール原紙とクラフト紙の生産を開始する。21年12月に閉鎖する王子マテリア名寄工場(名寄市)の段ボール原紙生産部門を22年度に苫小牧工場に集約する再編計画も進行中。名寄工場から抄紙機1台を移設する計画で、社員の増加などで「苫小牧工場は大いに活気づく」と期待を込める。
今夏には専門チームも結成し、抄紙機の改造準備も着手済み。洋紙や板紙も生産する新体制に移行中で、「時代のニーズに対応しつつ生産を続けていく」と力強く語った。
















