悩みに気付き適切支援 ゲートキーパー養成講座に39人

悩みに気付き適切支援 ゲートキーパー養成講座に39人
「気負わず、抱え込み過ぎず、できる範囲で支援を」と語る高橋さん

 苫小牧市は19日、市民活動センターで、身近な人の悩みなどに気付き、必要な支援につなげる「ゲートキーパー」の養成講座を開いた。今回は同講座を受講したことがない人が対象で、市民39人が参加。苫小牧緑ケ丘病院心理療法士の高橋朋康さんから、相談の受け方などを学んだ。

 市が、心の健康維持対策として進める「生きることの包括的支援事業」の一環。見守りの輪を広げよう―と毎年実施している。

 高橋さんはストレスに耐えられなかったり、うつ病を発症することは誰にでも起こり得るとした上で「精神面に問題を抱えている人は、自覚がないことが多い。周りの人がサインに気付くことが大事」と強調。気付きのポイントとして、原因不明の身体の不調や不眠、気力の低下、酒量の増加などを挙げた。

 ゲートキーパーの役割や心構えについては「いい人ほど自分で何とかしようと気負い、共倒れになりやすい」と指摘。「できる範囲で支えようという意識が大切だが、専門家がいる支援先につなげ、治療が進んでいるかなどを温かく見守ることも重要」と述べた。

 市健康支援課によると、市内のゲートキーパーは同日の講座終了時点で1590人となった。

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