北海道財務局は、2019年10~12月期の法人企業景気予測調査結果を発表した。道内の全産業の景況判断指数(BSI)はマイナス11・6で、前期(7~9月期)に比べ14・2ポイント低下。3期ぶりに「下降」超に転じた。先行きも来年1~3月期は、「下降」超幅が拡大する見通しだ。
BSIは、景況感が「上昇」したとみる企業の割合から、「下降」したとみる企業の割合を引いた値。11月15日を調査地点に、資本金1000万円以上の道内企業472社を対象に実施。421社から回答を得た(回答率89・2%)。
業種別では、製造業が前期比12・8ポイント減のマイナス4・3。2期ぶりの「下降」超に転じた。環境問題から紙袋へ需要がシフトしているとされる「パルプ・紙・紙加工品」が25ポイント上昇して25・0と「均衡」から「上昇」超となったものの、飲料水が季節的要因で需要が減少する「食料品」(マイナス8・7)や、米中貿易摩擦の影響で海外向けの電子部品の受注が鈍い動きとなっている「情報通信機械器具」(マイナス25・0)などが「下降」超に転じた。
非製造業は、前期比14・7ポイント低下してマイナス13・8。3期ぶりに「下降」超に転じた。人手不足が深刻化する「建設業」が38・2ポイントと大幅に低下してマイナス23・1となったほか、消費税増税の影響で駆け込み反動のある「小売業」も37・6ポイント減のマイナス35・1となっている。
企業の規模別では、大企業(資本金10億円以上)は前期の3・9から7・8ポイント低下してマイナス3・9と「下降」超に転じた。中堅企業(同1億円以上10億円未満)も9・9ポイント低下してマイナス5・5、中小企業(同1000万円以上1億円未満)は18・2ポイント低下してマイナス16・9と、いずれも「下降」超に転じている。
全産業の来年1~3月期の先行き判断はマイナス13・5で、今期に比べ1・9ポイント「下降」超幅が拡大する見通しだ。
















