個展開催50回で記念出版 「光に向って 金崎秀利画集3」

個展開催50回で記念出版 「光に向って 金崎秀利画集3」
「光に向って 金崎秀利画集3」

 苫小牧市出身、神奈川県在住の画家、金崎秀利さん(77)のこの20年の画業を中心に収録した「光に向って 金崎秀利画集3」(A4判、224ページ)がこのほど用美社から発行された。伊勢丹新宿店アートギャラリーでの個展開催が今年で連続50回を迎えた記念の出版。

 金崎さんは1942年に苫小牧で生まれ、69年にスペイン国立バレンシア・サンカルロス美術学校デッサン科を修業した。以来、世界を巡って絵筆を走らせ、光や風を感じさせる雄大な風景画や人の慈しみや情感を表現した人物画などをさまざまな角度、表現方法で描き続けている。

 画集には、桜の木の枝の束を背負う女性を背景を赤色にして印象的に描いた「櫻狩り」(2003年)、トゥルッリと呼ばれる円錐形の屋根で白壁の家が建ち並ぶイタリアの風景を描いた「午後のアルベロベッロ」(06年)、勢いよく走ってくる馬の群れを描いた「奔馬・春」(15年)、ギリシャ神話をテーマに母親の愛と慈しみを表現した「ダナエの邂逅(かいこう)」(18年)などを収録している。

 作品ごとに作風が違い、ページをめくるのが楽しい。金崎さんが作品に関するエピソードなどをつづった文も随所に織り込まれている。

 税別8000円。全国の書店で扱っている。

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