苫小牧市史編さん審議会(蓑島栄紀会長)の第4回会合が26日、市美術博物館で開かれ、市教育委員会市史編集事務局が新市史の編さん方針や編集委員会の設置要綱案などを示した。
市史は1975年に「上巻」、翌76年に「下巻」、2001年に「追補編」を発刊している。
事務局は新市史の編さん方針にある「趣旨」の項目について、前回審議会で委員から近年、社会的に著しい変化があったアイヌ民族と女性史に関する具体的な記述を求める意見が出ていたのを踏まえ、これらを新たな要素として組み込む考えを説明。基本方針案で新市史は先史から2019年ごろまでの出来事を扱うことを示しており、名称は「新苫小牧市史」とすることも明らかにした。
このほか、有識者や市史の執筆者で組織し、編さんを円滑に進めるために置く市史編集委員会の設置要綱、新市史の目次大綱、執筆について基本的な事項を定める執筆要領の案なども示した。
委員からは「近年の市史は歴史的評価が定まっておらず、執筆者によっても認識が違う。構成や編集の仕方も変わってくるのでは」といった指摘があった。
















