さっぽろ雪まつり  雪不足の中準備作業開始

さっぽろ雪まつり  雪不足の中準備作業開始
「雪降ろし」のセレモニーを行い、本番へ向けた準備作業がスタート=7日、大通公園西7丁目会場

 北海道を代表する冬のイベント「第71回さっぽろ雪まつり」(札幌市など主催)の雪輸送開始式が7日、メイン会場となる同市中央区の大通公園で行われた。今年のメイン会場の開幕は2月4日。記録的な雪不足の中、本番へ向けた準備作業が本格的に始まった。

 同公園西7丁目会場で行われた雪輸送開始式では、主管する実行委の柴田龍会長が「今年は東京五輪のマラソン・競歩も札幌で開催される記念すべき年。雪まつりは、その最初の国際的な一大イベントであり、記録的な雪不足の困難に打ち勝って成功させたい」とあいさつ。雪像造りに当たる陸上自衛隊の北部方面輸送隊の熊野亮太さんと第18普通科連隊本部の古川理奈さんが「誇りを持って夢と感動を与える雪像造りを行います」と力強く協力宣言。高橋葵さん(全日本空輸)ら4人の札幌観光大使フレンズが、隊員代表に花束を贈った。

 この後、ダンプ3台による「雪降ろし」のセレモニーも行い、作業の開始を告げた。

 道内では今冬、記録的な少雪が続く。札幌管区気象台によると札幌市の積雪は7日正午現在7センチと平年の17%にとどまる。実行委では「今年は例年より積雪が少ないことを踏まえ、5日から一部前倒しして民間トラックで雪輸送を開始している」という。会場までの雪の輸送期間は29日までを予定。例年は滝野霊園やモエレ沼公園など主に札幌市内で調達しているが、今年は後志管内倶知安町、真狩村などにもエリアを広げ、5トントラックで約6000台分の雪を搬入する計画だ。

 今年の雪まつりは大通会場とすすきの会場が2月4~11日の8日間にわたり開催。つどーむ会場(東区栄町)は一足早く1月31日に開幕し、2月11日までの12日間開催。3会場合わせて前回比6基増の200基の雪像・氷像が並ぶ。メインの大通会場には4月24日に開業するアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」など5基の大雪像もお目見えし、真冬の雪の祭典を盛り上げる。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る