苫小牧市音羽町1の妙見寺(末澤隆信住職)は13日午後1時半から、読書会「お寺de名著」を開く。テーマは太宰治「人間失格」。主人公の行動や考え方について賛成と反対の立場に分かれて意見を交わし、作品や登場人物への理解を深める。
「人間失格」は、三つの手記からなる太宰最晩年の代表作の一つ。幼少期から本音を誰にもさらけ出せず、道楽の果てに勘当され、精神を病んだ上、薬物中毒となっていく男の転落をつづる。
末澤住職(56)は「今回は『大人の学級会』という位置付けで開く。主人公の思いや選択などについて意見を述べ合い、テーマを深掘りするような会になれば」と意気込んでいる。
読書会の司会を務める元室蘭常盤小校長の佐々木哲弘さん(75)=市内澄川町=も「人物や事象などを多角的に捉える方法を学び、新しい視点の発見につながれば作品をさらに面白く鑑賞できるのでは」と話す。
参加費は1人800円(飲み物と食事付き)。参加希望者は、11日までに予約が必要。当日は午後3時半ごろ終了予定。
問い合わせは、妙見寺の末澤さん 電話0144(32)4859。
















