苫小牧の空手道場、優至会塚本道場の道場生17人が、12日に愛知県で開催される第7回全日本ジュニアチャンピオンシップに出場する。塚本鉄兵代表は「いつも以上に厳しい稽古をしている。結果につながれば」と期待感を語った。
昨年の全道大会などで出場権を獲得したのは小中高生の17人。選手団の主将を務める下山田慎之介(千歳高1年)を筆頭に、道場の看板を背負って全国の舞台に挑む。
初出場の葛西龍生(拓進小4年)は、全道大会での初入賞で自信を付けた。体力面の向上で、延長にも耐えられるようになった。塚本代表は「延長戦になっても諦めず戦っていた」と評価する。
全日本でも優勝という高みを目指して戦う。葛西は「フィジカルをさらに鍛えて、優勝を狙いたい」と意気込んだ。
主将の下山田は「かっこいい背中を後輩に見せられるように結果を残したい」と鼻息は荒い。昨年最後の大会で優勝を逃しており、下山田は「この悔しさを全日本の舞台にぶつけたい」と話す。延長戦でも動ける体づくりを主な目的とした「補強稽古」に参加し、体力と筋力を強化してきた。稽古の成果を結果につなげたい。
塚本代表は下山田に「最年長、そして主将としてチームをけん引してもらいたい」と期待する。全員に対しては「道場としても例年以上にハードな稽古をしてきた。自信を持って全日本に挑んでほしい」と話している。
出場選手は次の通り。
▽小学1年男子の部 大和優真(拓勇小)▽同2年男子の部 塚本大剛(拓進小)▽同4年男子軽量の部 塚本悠剛(同)▽同重量の部 風間琉太郎(ウトナイ小)、葛西龍生(拓進小)▽同4年女子軽量の部 鈴木楓花(糸井小)▽同重量の部 古河原海音(拓進小)▽同5年男子重量の部 伊勢快音(同)、伊勢谷巧(大成小)▽同6年男子重量の部 山本悠世(沼ノ端小)▽同女子重量の部 古河原咲樹(拓進小)▽中学1年男子重量の部 伊勢天翔(青翔中)、鈴木桜翔(光洋中)▽同女子軽量の部 下山田紗々(青翔中)▽同2・3年男子軽量の部 古河原晃矢(青翔中2年)▽高校男子軽量の部 下山田慎之介(千歳高1年)▽高校女子軽量の部 御家瀬夢菜(登別明日4年)

















