「サモン神社」今年も開設 絵馬に夢記し願う

「サモン神社」今年も開設 絵馬に夢記し願う
サモン神社の「縁起物」シロチョウザメ(左端)と、夢を記した絵馬を飾る子供たち

 サケのふるさと千歳水族館の水中観察ゾーンに今年も「サモン神社」が開設された。絵馬を模したカードに、千歳水族館で実行してみたい願いをつづると、審査の末に最大3人の夢が年内にかなうという。

 新春恒例の企画。神社には、さい銭箱をイメージした水槽を置き、縁起のいい色とされる白いチョウザメ1匹と3匹のエゾウグイを展示している。

 チョウザメはシロチョウザメとアムールチョウザメの交雑種で体形はアムール―の特徴を受け継ぎ、体色は突然変異という。

 エゾウグイは青森弁で「ネズミジャッコ」と呼ばれ、鼻先がとがっていてネズミ顔。ジャッコは雑魚の意味。小骨が多く食べにくい魚という。

 水族館で実現したい願い事を記した絵馬は神社に展示され、氏名や住所を備え付けのポストに投じる。

 絵馬には「水族館で一泊したい」「水槽のお掃除がやりたい」「イクラ丼をたらふく食べたい」などさまざまな願望が記されている。開設は13日まで。

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