11日から三重県で開かれるJFA第25回全日本U15フットサル選手権大会に出場するASC北海道U15が7日、厚真町内の厚真スポーツセンターで行われたフットサルクリニックに参加した。女子プロチーム、エスポラーダ北海道イルネーヴェの菅野大祐監督らによる実戦的なアドバイスを受けた。
北海道サッカー協会が全日本選手権に出場するチームを対象に毎年行っている。ASCは北海道第2代表として出場する予定だ。
クリニックにはASCの3年生の選手17人が参加した。菅野監督はゴールキーパー(GK)以外のフィールドプレーヤー向けに、セットオフェンスやそれに対応するディフェンスを主に指導。オフェンスでは、選手間のスペースを大きく取ることを強調し、「ピッチの横幅を大きく使って長いパスもつながるように意識して」などとアドバイスした。
またエスポラーダ北海道の元主将で現在同チームのGKコーチを務める三浦拓氏は、ASCのGK・津川凛大(光洋中3年)にマンツーマンで指導。三浦コーチは、ゴールに向かってくる相手選手に対し、距離を詰めてボールを押さえるブロックのこつなどを伝授した。
最後は三浦コーチがGKとして加わってミニゲームを行った。参加した選手たちはクリニックで助言を受けたポイントを実戦で確認していた。
ASC主将の畠山音輝(青翔中3年)は「セットプレーでの攻守の動きを学ぶことができた。全日本の試合でも生かしてチーム一丸となって戦う」と話していた。

















