今年秋ごろに予定されているマイナンバーカードによる消費活性化策(マイナポイント)の実施に伴い、苫小牧市は14日、市本庁舎1階などに特設コーナーを開設し、専用IDの設定支援サービスを始めた。同市のマイナンバーカード交付枚数は2万6534枚(昨年12月末現在)で交付率は15・5%にとどまっている。マイナンバーカードを使ったポイント制度を広めることで、カードの交付率アップを図る狙いもある。
マイナポイントは、マイナンバーカードを持つ人が専用ID(マイキーID)を設定して、スマホや電子マネーで決済するとポイントが付与され、次の買い物に利用できる。期間は今年9月から21年3月までの予定。
ポイント還元率は25%、上限5000円分で検討されている。例えば、夫婦と子ども2人の家族で全員がマイナンバーカードを持ち制度を利用すれば、4人合計で最大2万円分のポイントがもらえる。ポイントはスマホや電子マネーの決済に付くため、買い物にマイナンバーカードを持参する必要はない。
市は3月末まで、市本庁舎、のぞみコミュニティセンター、沼ノ端交流センター、勇払公民館の計4カ所に支援窓口を開設する。職員がID設定作業を手伝う他、マイナンバーカードをまだ持っていない人には交付申請から受け付け、顔写真の無料撮影サービスも行う。開設時間は平日午前9時~午後5時、土・日曜日と祝日は休み。
のぞみコミセンの窓口で14日、マイナンバーカードの交付を申請した市内豊川町の学生の斎藤圭悟さん(20)は「今はキャッシュレス決済を利用していないが、ポイントがもらえる話を聞いて興味を持った」と話した。
市の担当者は「キャッシュレス決済の対象範囲など事業の詳細はこれから決まる予定。マイナポイント事業が始まると、マイナンバーカードの申請も混み合う可能性があるので、早めの申請を」と呼び掛けている。
















