海運事業を展開する川崎近海汽船の新年懇親会が15日、札幌市内のホテルで開かれた。取引先企業などから約450人が出席し、新年の健闘を誓った。
年頭あいさつに立った赤沼宏社長は、近年、大規模な自然災害が増える傾向にあることに触れ「われわれの海上輸送は災害時に、大いに力を発揮する」と強調。「海運事業者として災害時にも物流を支える、国民を守る、社会に貢献できる、そういう船会社であり続けるようしっかりと努めていく」と決意を示した。
さらに赤沼社長は米中貿易摩擦の終結のめどが立たず、アメリカとイランの緊張が高まっていることも挙げ「当分の間、乱高下を繰り返し、為替のリスク、原油高騰の懸念も出てきた」と説明。2020年は「海運会社にとって非常に厳しいスタート」としながらも「激動の時代に生き残るためには、格差を生み出すことのない構造改革を自力でやり遂げなければならない」と強調。「過去の成功体験に安住することなく、常にイノベーション(新機軸)を意識することが重要。覚悟を持って、歴史の扉を開き、挑戦を続けていきたい」と述べた。
この後、赤沼社長の発声で乾杯。和やかに懇親を深めた。
















