2019年度全国中学校体育大会第40回全国中学校アイスホッケー大会は17日、苫小牧市白鳥王子、ダイナックス沼ノ端の両アイスアリーナでトーナメント1回戦を開始した。沼ノ端会場第2試合に登場した和光は、6―1で神奈川県選抜に快勝。昨年12月の道大会(帯広市)を制した釧路景雲、第30回、31回大会の連覇経験を持つ日光東(栃木)、埼玉県選抜もそれぞれ初戦を突破した。
第33回(13年)大会以来、7年ぶりの市内開催となった一戦。日本中学校体育連盟、苫小牧市教育委員会など主催。東胆振中体連、苫小牧アイスホッケー連盟などが主管する。全国4ブロックの予選会を勝ち抜くなどした単独、合同16チームが出場し、競技は17~19日の3日間にわたってトーナメントを展開する。苫小牧勢は和光のほか、道大会3位入賞の明野・ウトナイ・青翔・凌雲(東胆振合同A)が参戦している。
競技に先駆け、16日には苫小牧市文化会館ホール(旭町)で開会式が行われた。前回大会を制した安平早来・開成・苫小牧東・明倫(当時東胆振合同A)の主力メンバーだった千崎龍星(明倫3年)が代表し、優勝杯を返還したほか、各来賓があいさつ。日本中体連の大河原嘉朗専務理事は「支えてくださる多くの方々への感謝の気持ちを忘れず、競技に全力を発揮して」とエールを送った。
また、選手宣誓は釧路景雲の辻崇太郎主将(3年)が務め、「応援してくれる人たちの思いに応えられるよう、地区の代表であることを自覚し、正々堂々戦い抜く」と力強く誓った。
▽1回戦
釧路景雲10―0日光(栃木)
日光東4―1八戸合同(青森)
埼玉県選抜8―1軽井沢(長野)
和光6―1神奈川県選抜
















