厚真・3本引き大会 パンプアップ塾苫小牧が同門対決制しV、状況判断光る

厚真・3本引き大会 パンプアップ塾苫小牧が同門対決制しV、状況判断光る
試合後、両チームの選手が混ざって記念撮影

 第13回大会の決勝は、アームレスリングチーム「パンプアップ塾苫小牧」の初となる同門対決となった。互いをよく知る同士の対決とあって、コート上はハイレベルの戦い。最後はセット数2―0で本家のパンプアップ塾が意地を見せた。

 激戦をくぐり抜け、4連覇を達成したパンプアップ塾は「他のチームも実力を付けており、勝敗は紙一重だった」と回顧。セットごとに見ると、準々決勝以降は不利な状況からあわやの場面も少なくなかった。ただ、場数を踏むメンバー個々の状況判断で他チームを上回り、土壇場で何度も劣勢を跳ね返した格好だ。

 一方、惜しくも準優勝だったおパンツアップ塾は参加選手16人中9人が初めての参加で決勝まで進んだ。責任者を務めた星山一範さん(49)は「メンバーが意気投合し、チームワークを発揮することができた。結果はできすぎ」と納得の表情。久しぶりに再会した顔触れもいたことから、「3本引きの大会があるおかげでいろんな人に会える。すごくありがたいイベント」と感慨深げに話していた。

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