全日本女子中・高校IH優勝を報告―苫選抜選手ら、市長表敬

全日本女子中・高校IH優勝を報告―苫選抜選手ら、市長表敬
大会史上初の4連覇を報告した苫小牧選抜のメンバーたち

 昨年12月に栃木県日光市で開かれたJOCジュニアオリンピックカップ第14回日光杯全日本女子中学・高校生アイスホッケー大会で、4年連続9回目の優勝を果たした苫小牧選抜チームの選手、関係者が21日、苫小牧市役所を訪れ、岩倉博文市長に喜びの報告を行った。

 訪問したのは苫小牧アイスホッケー連盟の大山琢真女子委員長と最優秀選手賞を獲得したFW桜井芽愛(トヨタシグナス、苫小牧西高3年)、ベストDFに選ばれた佐藤菜摘(同、同)、ベストGKに選ばれた増原海夕(道路建設ペリグリン、同)の4人。

 日光杯は日本アイスホッケー連盟、日光市などが主催する女子中高生カテゴリーの全国大会。各地の選抜15チームが出場した。苫小牧選抜は予選リーグを1位で通過し、決勝トーナメントでは青森県選抜、東京都選抜を完封で下し、難なく決勝戦へ駒を進めた。決勝は帯広選抜と対戦し、序盤はビハインドの展開となったが攻撃陣が果敢に攻め立て、最後は佐藤のゴールで激闘にピリオドを打ち、大会史上初の4連覇を成し遂げた。

 金字塔を打ち立てた選手たちに岩倉市長は「さまざまなプレッシャーのある中だったが、よく頑張ってくれた。世界の舞台でも活躍している選手たちなので、今後の活躍に期待している」とねぎらった。主将を務めた桜井は「中高生の大会で優勝できたうれしさは特別なもの。(後輩たちには)もっとレベルアップして5連覇を成し遂げてほしい」と思いを託し、増原も「チーム一丸となって最後まで諦めずに戦えた。次のステージでもこの経験を生かしたい」と意気込んだ。

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