苫小牧・萠運輸 ナッツ使用アイス考案 クラウドファンディングで市場調査

苫小牧・萠運輸 ナッツ使用アイス考案 クラウドファンディングで市場調査
アイスキャンディーの試作品を持つ近澤社長

 苫小牧市の萠運輸(拓勇西町)は31日から、インターネット上で資金を募るクラウドファンディングを活用し、苫小牧総合経済高校マーケティング部の協力を得て新開発したアイスキャンディーのマーケティング調査を始める。市場ニーズを調べ、海外の自社農園で栽培したカシューナッツを使ったアイスを考案した。出資者の意見を踏まえて改良を重ね、4月下旬の製品化を目指す。

 同社は2018年度、苫小牧市市イノベーションマッチング事業を活用し、カンボジアでカシューナッツの栽培をスタート。今年度も同事業を活用し、北日本広告社苫小牧支社(元中野町)と共同でアイス開発を進めている。苫総経マーケティング部に協力を求め、若い世代のアイデアや意見を反映。札幌市のアイス専門店に依頼してチョコレート味とバニラ味の2種類が楽しめる試作品500個を製造した。近澤社長によると「バニラ味はさっぱりで濃厚。チョコ味はビターと塩みが重なった面白い味」という。

 クラウドファンディングは目標額50万円で2月19日までインターネットサイト「FAAVO(ファーボ)」で実施する。返礼品はアイスキャンディー5本セット(送料込み)。目標額に達しない場合も返礼品を受け取ることができる。

 一方、カンボジアのカシューナッツ栽培は4月までに収穫し、6月の商品化を目指す。今後は苫小牧市内にプラント施設を整備し、カシューナッツや南国フルーツの栽培を通じた観光資源化も模索する。

 近澤洋太社長は「クラウドファンディングで意見を募り、販売先を含めた開発を進めていきたい」と話している。

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