「2020ふゆトピア・フェアinとまこまい」(実行委員会主催)は23日、苫小牧市民会館で、雪を活用した観光、地域づくりを考えるシンポジウムが開かれ、約800人が来場した。タレントの鈴井貴之さんが基調講演を行ったほか、学識経験者ら5人がパネルディスカッションを繰り広げた。
鈴井さんは、基調講演で自身が出演するバラエティー番組「水曜どうでしょう」に触れ、「旅先でのピンチをチャンスに変え、駄目な部分を見せて面白がってもらえた」と強調。「冬も駄目な部分、厳しさを理解してこそ楽しめる。既成概念にとらわれず、欠点を魅力に変える発想が大事」と訴えた。
パネルディスカッションでは北海道教育大学札幌校教授の尾関俊浩さんをコーディネーターに、北海道開発局道路防災対策官の青木秀一さん、苫小牧工業高等専門学校准教授の松尾優子さん、苫前町まちづくり企画代表の西大志さん、道立総合研究機構北方建築総合研究所副所長の松村博文さんが意見を交わした。
雪国の特性を生かしたまちづくりのアイデアとして、松尾さんは、雪や氷をテーマにした文化施設での市民参加型イベント開催を提案。「苫小牧にも多くの外国人観光客が訪れており、雪景色の魅力を生かした経済活動も展開できたら」と述べた。
松村さんは「都市部では見られなくなった大きなつららをイベントで再現し、観光資源の一つにしては」などと話した。
















