鈴木直道知事は24日の定例会見で、アドベンチャートラベル・ワールドサミット(ATWS)が2021年9月に道内で開催されることが内定したと発表した。世界のアドベンチャートラベル(AT)関係者が参加する国際会議で、約60カ国から約800人が来道の予定。知事は「さらに気を引き締め、正式決定に向けて官民一体で取り組みたい」とアジア初開催となる国際会議に意欲を示した。
ATは体験型観光を中心とする旅行スタイルで、サミットはアドベンチャートラベル・トレードアソシエーション(ATTA)が主催。国際会議は05年から開催されており、昨年はスウェーデン、今年は10月にオーストラリアで開催予定。北海道はアジア初開催となる。世界の旅行会社やメディア、アウトドアメーカー、観光協会、ガイドなどが来道し、21年9月20~23日に札幌コンベンションセンターを主会場にAT体験や商談会、セミナーなどを行う。
知事は会見で「私も昨年5月に誘致を表明し、10月に倶知安町(後志管内)で開催されたG20観光大臣会合の際にATTAのCEOに会って北海道開催の熱意を伝えさせてもらった」と説明。ATはアクティビティー(活動)、自然、異文化体験の「三つの要素の二つ以上を含む旅行形態。今、欧米を中心に72兆円の市場規模があると言われている」と指摘。本道は「日本の中でも自然が豊かであり、アイヌや縄文など文化体験、サイクリングやスキー、カヌー、トレッキングなどアクティビティーもある。ATの大きな可能性を秘めている」と強調。サミットについては「本当に大きなイベントになる。日本初であり、ATTAとの協議にしっかり取り組み、開催へ向けた準備を進めていく」と述べた。
















