女子3000・森野6位、男子1000鮫川は14位―インターハイ スピードスケート

女子3000・森野6位、男子1000鮫川は14位―インターハイ スピードスケート
6位に入賞した森野=24日午後、明治北海道十勝オーバル

 第69回全国高等学校スケート選手権大会は24日、帯広市の明治北海道十勝オーバルで2日目を続開した。男女各1000メートルと女子3000メートルが行われ、女子3000メートルでは森野こころ(駒大苫小牧)が6位に、男子1000メートルでは鮫川友希(同)が14位となった。

 2日目の結果は次の通り。
 【男子】
 ▽1000メートル (1)竹澤直輝(池田)1分10秒95(2)野々村(白樺学園)(3)倉坪(長野岡谷南)(14)鮫川(駒大苫小牧)1分15秒01(46)山本(同)1分20秒69(68)木須(苫小牧工業)1分36秒16

 【女子】
 ▽1000メートル (1)真野美咲(山形中央)1分20秒68(2)福岡(東海大諏訪)(3)軍司(池田)(18)鮫川(駒大苫小牧)1分24秒51(64)清水(駒大苫小牧)2分00秒89
 ▽3000メートル (1)堀川桃香(白樺学園)4分16秒75(2)福田(山形中央)(3)小坂(同)(6)森野(駒大苫小牧)4分24秒29(28)船崎(同)4分46秒67

― 森野、自己ベスト大幅更新
 駒大苫期待の1年生・森野(別海中央中卒)が女子3000メートルで6位入賞と健闘した。「とにかく自分の滑りをやり切ろう」とスタートから攻めのレースを展開。体力が厳しくなる中盤以降もスピードを維持しながら周回を重ねた。屋内自己ベストを5秒以上も縮める快走ぶり。出場選手の持ちタイム順では11番目だっただけに、「入賞も難しいと思っていた。すごくうれしい」と満面の笑みを浮かべた。
 浮上のきっかけは、山形中央3年の兄・太陽の助言だった。昨年12月の道大会(釧路)後の帰省中、骨盤に体重を乗せる方法などを教わった。すると「ずっと納得がいかなかった」自身の滑りに安定感が出た。長距離でも低い姿勢をキープできるようになり、タイム更新を大きく後押しした。
 中学3年時の全国大会同種目7位。約1年後の高校の大舞台で、1年生ながら順位を一つ上げることができた。ただ意欲は尽きない。2月中旬には今大会と同じ会場で2年生以下の全国選抜大会が開かれる。「そこで3位以内に入りたい」と力強く語った。

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