苫小牧市の20年度公共事業費、3年連続増額で173億円計上へ

苫小牧市の20年度公共事業費、3年連続増額で173億円計上へ

 苫小牧市は2020年度一般、特別、企業の全会計予算案で総額173億円の公共事業費を計上する方針を固めた。建築分野が8・7%(9億円)増の113億円、土木分野は7・7%(5億円)減の60億円となる見通し。学校関連の大型工事継続や新たな耐震化工事などにより、予算規模は19年度当初予算に比べ2・4%伸び、3年連続で増額した。過去20年の中では05年の187億円に次ぐ規模となる。

 24日に市内のホテルで開かれた苫小牧建設協会(宮●【c59c】英樹会長)の新年交礼会で岩倉博文市長が明らかにした。

 建築分野は、苫小牧東中学校の校舎建て替えと同校敷地内に移転する苫小牧東小学校の新校舎建設、啓北中学校の校舎解体工事が継続。耐震化工事として苫小牧清水小体育館の建て替え工事費などを計上する。

 一方、土木分野は設備の維持管理業務が中心となるため減額した。

 公共事業費の予算案について、岩倉市長は「学校は改築をしながら耐震化を進めている。市民の安心安全を最優先に取り組んだ予算編成になった」と述べた。市の考えに対し、宮●【c59c】会長は「学校は公共の建物。耐震化はできるだけ早く進めるべき」と話した。

 市の公共事業費(当初予算)は、リーマンショック後の09年度に93億円と100億の大台を割り込み、10年度は78億円まで縮小。その後、12年度に107億円まで回復し、16年度(163億円)まで6年連続で増加した。17年度は140億円とやや減少したが、18年度から再び増額が続いている。

 また、市の20年度各会計予算案は全体で19年度(一般会計799億、全会計総額1341億円)から微増となる見込み。

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