「2020千歳・支笏湖氷濤まつり」(実行委員会主催)は25、26の両日、期間中最初の週末を迎えて千歳市支笏湖温泉の会場で、「氷濤ウエディング」などのイベントを繰り広げた。両日の夜は花火打ち上げも実施。多くの観光客でにぎわいを見せた。
氷濤ウエディングは26日、特設ステージで催された。青く輝く氷像と観光客の祝福に囲まれ、千歳市豊里の村上慎さん(36)、愛美さん(30)夫妻が華やかに式を挙げた。
慎さんは陸上自衛隊北千歳駐屯地に勤務する自衛官で苫小牧生まれ、愛美さんは空知管内由仁町出身という道産子夫婦。結婚式を挙げておらず、3人の子どもに見せてあげようと応募し、結婚記念日の昨年12月25日に当選通知が届いた。
この日は晴天に恵まれ、赤じゅうたんを2人で歩んでステージに登壇。誓いの言葉に続き、子どもたちの運んできた指輪を交換した。実行委の福士國治委員長が結婚証明書を手渡し、支笏湖温泉旅館組合の佐々木義朗組合長も祝辞を述べた。
共同作業のケーキ入刀、観客へのお菓子まき、記念撮影を経て両家の両親へ花束贈呈で感謝を伝えた。慎さんは「友人や職場の方などに立ち会ってもらい、一生の記念になった」と笑顔。愛美さんは「観光客の方にもみんなで祝ってもらってうれしかったです」。それぞれ幸せをかみしめていた。
まつり恒例の花火大会「冬の支笏湖・花火の世界」は25日、期間中最初の打ち上げを行った。ライトアップされた氷像が輝く日没後の会場上空に約300発の大輪が花開き、訪れた観光客の歓声に包まれた。
打ち上げ始めた午後6時30分時点の気温は氷点下6・7度。約500人の観客で10秒前からカウントダウンを行い、ゼロと同時に勢いよく1発目が湖畔の夜空に輝いた。
15分ほど続いた冬花火では単発の打ち上げやスターマイン、ナイアガラなどを繰り出した。会場では温かな飲み物片手に観覧したり、シャッターを切って写真に収めたりする光景が見られた。
札幌市から家族と訪れた守實大成君(6)は「初めて見るから、ずっと楽しみにしていた。とてもきれいな花火だった」と声を弾ませた。
打ち上げ花火は2月16日まで、土日祝日の午後6時30分に開始する。
















