やりがい持ち働ける工夫を―障がい者雇用支援セミナー

やりがい持ち働ける工夫を―障がい者雇用支援セミナー
障害者雇用について意見を交わし合う参加者

 苫小牧市は24日、障害者雇用の現状や各種支援制度について市内の企業に伝える障がい者雇用支援セミナーを市福祉ふれあいセンターで開いた。名寄市職員で障害者の就労支援に詳しい柴野武志さんが、誰もがやりがいを持って働ける職場をつくる工夫や配慮の仕方を説明した。

 国が民間企業に求める障害者の雇用率が、2021年4月までに現行の2・2%から2・3%に引き上げられることを受け、市内での障害者雇用を促進する目的で初めて開いた。

 企業の代表者や就労支援担当の福祉専門職が約20人参加。柴野さんは障害者を積極的に雇用する国内企業の取り組みを紹介した。静岡県では農業を営む会社が、従来、熟練した職人が行っていた植え付け作業を道具の工夫で障害者が手掛けられるようにしたことを伝え、「作業を標準化することが障害者雇用を進める鍵」と強調。就職後も企業と障害者の橋渡し役となるジョブコーチ制度の積極的な活用を呼び掛けた。

 参加者はこのほか、4グループに分かれて自身が企業の採用担当になった想定で自社の障害者雇用を考えたり、「あいサポート研修」を受けていろいろな障害の特性について学んだ。

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