苫小牧市植苗の丸善市町植苗工場(市町峰行社長)で働く高橋功さん(51)=市内沼ノ端中央=は、他の模範となるような働きぶりが評価され、道から2019年度北海道善行賞(優良勤労障がい者)を贈られた。30年にわたって、同社工場の飲料やモヤシの生産現場で熱心に働いてきた高橋さんは「表彰されて、とてもうれしい。これからも頑張って働く」と力を込めた。
高橋さんは1989年4月に入社。当時は飲料の工場に配属され、今はモヤシの生産工場に勤務している。変色したモヤシや異物などを取り除く作業のほか、出荷用ケースの洗浄、ごみの後片付け、翌日の作業に備えた職場の整理整頓などを担っている。
同社では高橋さんを含め、7人の知的障害者が働いており、モヤシ工場には3人が勤務。この中で最ベテランの高橋さんは日常の業務の流れはもちろん、冬期間の配送中に寒さでモヤシが傷まないよう出荷用ケースに新聞紙を敷いたりといった、きめ細かな作業を熟知している。
工場長の市町貴世さん(43)は「高橋さんは細かいところまでよく気が付く、丁寧な性格」と評価。「みんなが頼りにしており、職場になくてはならない貴重な存在」と語った。
表彰式は22日、胆振総合振興局=室蘭市=で行われ、花岡祐志局長が表彰状を伝達した。高橋さんは「これからもけがや病気に気を付けて長く働きたい」とほほ笑んだ。
北海道善行賞は同一の企業に長く勤め、模範的な職業人として業績を挙げている障害者を道知事が表彰。1966年に始まり、受賞者は昨年度までで225人に上る。今年度は高橋さんのほかに千歳市、小樽市、古平市から各1人が受賞した。
















