白老町のポロト湖にワカサギ釣りシーズンが到来し、結氷した湖で冬の釣りを楽しむ光景が広がっている。
解禁は昨シーズンより2週間ほど遅い25日。待ちわびた釣り人が各地から集まり、連日にぎわいを見せている。
28日も防寒着に身を包んだ釣り人が次々に訪れ、湖面の氷に円形の穴を開け、糸を垂らす姿が見られた。同町社台の三澤敏男さん(72)は「ポロト湖のワカサギ釣りを毎年楽しみにしている。きょうは体長10センチの大物も釣り上げました」と笑顔を見せた。
釣りは有料で大人(中学生以上)500円、子ども200円。早朝から日没まで楽しめる。湖畔のポロトの森インフォメーションセンターで氷の穴開け道具を無料で貸し出しているほか、テントや釣りざおの有料レンタル用品を用意。えさや仕掛けも販売している。
昨シーズンは1月11日から3月3日までの期間中、2596人が釣りに訪れた。問い合わせはポロトの森インフォメーションセンター 電話0144(82)6755。

















