白老町 第6次総合計画で町民説明会

白老町 第6次総合計画で町民説明会
竹浦コミセンで開かれた町総合計画素案の町民説明会

 白老町は、2020年度スタートの第6次総合計画の素案に関する町民説明会を28日に竹浦コミセン、29日に萩野公民館で開いた。新総合計画は、27年度までの8年を期間としたまちづくりの最上位計画で、生活環境や経済産業など5分野の施策の方向性を示した素案内容を町民に説明した。

 総合計画は、まちの将来像と目標人口、施策の体系を定めた「基本構想」、分野別施策の目標や基本事業を示した「基本計画」で構成。第6次計画素案では「共に築く希望の未来 しあわせ感じる元気まち」を将来像とし、人口減少を前提に計画最終年次の27年の目標人口を現在より3000人ほど少ない1万3815人と設定した。まちづくりの基本方針として▽生活環境▽健康福祉▽教育文化▽経済産業▽地域自治―の5分野を立て、それに基づく31の基本施策を示した。

 説明会初日の28日夜、会場の竹浦コミセンには約20人の地域住民が集まり、町の担当者が計画素案の概要を説明。人口減少に伴うまちの衰退を危惧し、対策を求める声が住民から上がった。

 30日夜の説明会は白老コミセンで開催。町は2月、素案に関する意見公募(パブリックコメント)を実施する。

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