「雪まつり」あす開幕 つどーむ会場皮切り 大通会場は 来月4日から

「雪まつり」あす開幕 つどーむ会場皮切り 大通会場は 来月4日から
本番が近づき、大雪像「ウポポイ」制作の作業を視察した実行委メンバー=29日、大通公園8丁目会場

 国内を代表する冬の祭典「第71回さっぼろ雪まつり」(札幌市、札幌観光協会など主催)が31日、札幌市東区のつどーむ会場を皮切りに開幕する。メインの大通会場(中央区)は2月4日に開幕し、各会場とも11日まで道都の冬を盛り上げる。昨年は過去最多の約274万人が来場したビッグイベントだが、今年は開催直前の28日に新型コロナウイルス感染による肺炎患者を道内で初めて確認。主催者側は期間中、新型肺炎防止対策にも力を注ぐ構えだ。

 今年の雪まつりの日程は大通会場とすすきの会場は2月4~11日の8日間にわたり開催。つどーむ会場のみ一足早く31日に開幕し、11日までの12日間開催。3会場合わせて前回比6基増の200基の雪像・氷像が並ぶ。

 まつりを主管する実行委員会では29日、メインの大通公園で進む大雪像制作作業の中間点検を実施。大雪像は計5基設置される。雪不足が懸念されたものの、いずれも7~8割の進捗(しんちょく)状況で「順調に作業は進んでいる」との報告を現場から受けた。8丁目会場には「ウポポイ(民族共生象徴空間)2020・4・24OPEN」、10丁目会場には「サザエさん一家とウインタースポーツ」などの大雪像がお目見えする。

 今年の雪まつりは、新型肺炎対策も焦点になる。中国・武漢市で発生し感染が拡大する中、中国政府は27日から海外向け団体旅行などの規制に乗り出している。雪まつり実行委によると例年、来場者の17%前後が海外からの観光客で「そのうち中国からも多数来場している」と言い、今年は来場者数に影響が出ることは必至の情勢。実行委では期間中、スタッフにマスクの着用と手洗いの徹底を呼び掛けているほか、消毒液も会場に設ける計画。また、来場者向けに啓発ポスターも作製し、各会場に掲示する方針。感染拡大防止に気を配った雪の祭典になる。

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