観光業振興など申し入れ 道議会全会派が要望書

観光業振興など申し入れ 道議会全会派が要望書
鈴木知事に申し入れする自民党・道民会議と党道連幹部=3日午後、道庁

 道議会各会派は3日、2020年度予算編成作業を進める鈴木直道知事に対し、要望や申し入れを相次いで行った。

 最大会派の自民党・道民会議(佐々木俊雄会長)は、党道連(吉川貴盛会長)と共同で申し入れした。▽本道の柱である観光業の振興▽深刻化する人手不足の解消▽民族共生象徴空間(ウポポイ)の誘客促進―など13項目を要望。観光業の振興では、猛威を振るう新型コロナウイルスによる肺炎について、「道民への感染防止対策に万全を期すことと、大きな影響が懸念される観光業に対し十分な対策を」と求めた。

 第2会派の民主・道民連合(稲村久男会長)は、16分野で要望。観光産業分野では、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)について、「国会議員による収賄疑惑は解明されておらず、利権の温床となる懸念もあり断念すること」と提言。観光振興税(仮称)に関しては、「多様化する観光需要に対応するための財源確保に向けて、早期に導入すること」を要望した。

 北海道結志会(中山智康会長)は、重点要望として9分野を提出。スポーツ・文化分野では、今夏の東京五輪マラソン・競歩・サッカーについて、「札幌開催の効果を一過性に終わらせない取り組みを推進すること」を提言。さらに選手育成を含めたスポーツ振興や合宿・観光客の誘致に取り組む自治体に対する「支援の拡充」も求めた。

 公明党議員団(森成之団長)は、最重点要望として92項目を盛った。深刻化する児童虐待問題に対処するため、専門スタッフの増員や相談体制の充実を求めたほか、JR新千歳空港駅のスルー化(苫小牧方面、帯広方面への直通化)にも取り組むよう要望した。

 共産党議員団(真下紀子団長)は党北海道委員会(青山慶二委員長)と共同で、7分野にわたり要望。東京五輪の札幌開催に関しては「経費の削減と透明化を原則とし、過大な事業により道民負担を増大させないこと」を求めた。IRについては「誘致に向けた一切の事業は行わず、予算計上しないこと」を要望した。

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