苫小牧工業高等専門学校の専攻科1年生が、地元企業などが抱える課題の解決策を探る授業「共同教育プロジェクト」の成果発表会が4日、同校で開かれた。五つの課題に26人の学生が関わり、来場した約30人の学校関係者や同校協力会のメンバーらに人手不足の改善策などを報告した。
このプロジェクトは、実践的かつ創造的な技術者の育成を目指して2015年度から毎年実施。今年度はシステム開発や飲食業など札幌市と苫小牧市内の5企業・団体が協力した。学生たちは昨年10月から全15こまの授業の中で、企業や団体が抱える課題などを聴き取り。現状に対する課題と対応策などを調べ、改善に向けた企画立案を進めてきた。
発表された5事例のうち、澄川・ときわ商店会の活性化と人手不足対策に関する提案では、スマートフォンの無料通信アプリLINE(ライン)を活用した情報発信などを提案。従来のスタンプラリーについて、加入店発行のレシートの合算金額による応募方法を提案した。島谷諒さん(21)=環境システム工学専攻=は「(レシートの購入品目に)飲食と物品が必ずあるという条件にすることで、複数の店舗に行くようになるのではないか」と話した。
報告を聞いた出席者からは、提案内容について積極的に質問が寄せられ、学生らも熱心に説明していた。会場ではグループごとにポスター発表も行われ、活発に意見交換していた。
















