苫小牧明野中学校(鏡武志校長)はこのほど、北海道電力の社員から放射線について学ぶ特別授業を同校で行った。3年生約100人が、実験を通して放射線が身近に存在することを学んだ。
放射線について正しい知識を身に付けてもらおうと、北電が小中学生を対象に行っている出前授業を活用した。
同社苫小牧支店とグループ会社の社員4人が来校し、まず水力、火力、原子力などによる発電の仕組みや、家庭に電気が届けられる過程について講義。次に実験を行い、身近な放射線について解説した。
実験ではドライアイスで冷やしたガラス容器の中に鉱石を入れ、放射線が出ることで生じる筋状の煙を観察。生徒らは興味深く見入っていた。また、教室内の放射線も測定。乾燥コンブや御影石を近づけると測定値が上がることも確認した。講師を務めた社員は「地面やコンクリート、食べ物など、放射線はあらゆるものから常に出ている」と説明した。
受講した前村怜也さん(15)は「放射線は周囲には無いと思っていたが、身近な所にあると理解できた」と話した。
















