今夏の東京五輪札幌開催の成功と2030年冬季五輪・パラリンピックの札幌招致を目指したイベントが9日、札幌市中央区の大通公園で開催中のさっぽろ雪まつり会場で催された。鈴木直道知事と秋元克広札幌市長らがトークセッションを展開。知事は「世界で30億人以上が視聴される夏のオリンピックを道民の底力でぜひ成功させ、冬季五輪招致につなげたい」と意気込みを話した。
「未来とつながる! ウインタースポーツシティさっぽろ」と題して、道と札幌市が企画。過去の冬季五輪に出場しているオリンピアンとして、雪印メグミルクスキー部監督の原田雅彦さん、道職員で北海道オール・オリンピアンズ事務局長も務める鈴木靖さんもセッションに加わった。
知事と秋元市長はウインタースポーツの魅力などをめぐり、雪のステージで和やかに歓談。夕張市出身の市長は子供の頃からスキーに親しんでいたことを説明し、「1972年の札幌五輪の感動が私には今でもある。この感動を、これからの多くの子供たちにも与えたい」と30年の冬季五輪招致の意義を語った。
知事は今夏、札幌で五輪のマラソン・競歩・サッカーが開催されることについて、「いろいろ決定まであったが、一流のトップ選手が目の前を駆け抜けるということは、大人たちはもちろん、子供たちの人生の中でも大きく心に刻まれる」と強調した。
また、市長は雪まつり終了後の16日には、大通公園6~9丁目の公道にクロスカントリースキーコースを造る「さっぽろスノースポーツフェスタ」を初めて開催することも説明。「コースは雪まつりの雪像に使用した残雪を使う。都心部で公道を使ったクロスカントリースキーというのは国内でも初めて」とアピールした。
最後は札幌市立あいの里東中学校合唱部もステージに上がり、知事や市長と「虹と雪のバラード」を合唱。札幌での五輪開催・招致の機運を盛り上げた。
















