中・韓団体客の減少響く 新型肺炎影響 来場202万人、前年比26・2%減 さっぽろ雪まつり閉幕

中・韓団体客の減少響く 新型肺炎影響 来場202万人、前年比26・2%減 さっぽろ雪まつり閉幕
新型肺炎の影響で来場者数が大幅に減少した第71回さっぽろ雪まつり=11日午後、大通会場

 国内を代表する冬のイベント、第71回さっぽろ雪まつり(札幌市、札幌観光協会など主催)が11日閉幕した。今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、スタッフがマスクを着用するなど異例の冬の祭典に。中国や韓国などからの団体客の減少が響き、実行委員会の調べで、大通会場とつどーむ会場を合わせた期間中の来場者数は202万1000人にとどまり、過去最多だった前回(273万7000人)に比べ、71万6000人、26・2%減となった。現在の集計方法となった1993年(第44回)以降では5番目に少なかった。

 今年の雪まつりはメインの大通会場(4~11日)のほか、すすきの会場(同)、つどーむ会場(1月31日~2月11日)の3会場で、前回より7基多い計201基の雪氷像が並び、開催。期間中は最高気温が氷点下の寒い日が続き、雪像は良好な状態が保たれ、精巧に造られた細部まで見ることができた。

 ただ、新型コロナウイルスによる肺炎の世界的な発生や、韓国からの国際線減便・運休により、前回に比べ中国・韓国からの団体観光客が減少。さらに新型肺炎対策で、地元の小学校・幼稚園の団体来場の取りやめもあり、来場者数が減少した。

 実行委によると、大通会場の来場者数は157万5000人で前回比18・6%減。つどーむ会場は44万6000人にとどまり、前回に比べ44・5%の大幅減となった。つどーむ会場について実行委では「新型コロナへの懸念などからファミリー層、小学校・幼稚園などの団体の来場者が減少した」と分析。一方で「台湾、タイなどアジア圏からの外国人来場者は例年通り多く見られたほか、ヨーロッパやオーストラリアからの直行便の就航もあり、欧米豪からの来場者も目立った」としている。

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