苫小牧市は、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)を中核とした国際リゾート構想の実現を見据え、市街地の国際交流拠点化に向けた都市再生計画の策定に乗り出す。関連経費で2020年度一般会計予算案に1500万円を計上。有識者らによる検討会議を設立し、議論を進める。IR誘致も見据えた試みで、民間投資を促し、交流人口の拡大によるまちづくりにつなげたい考えだ。
同構想では新千歳空港に近い植苗地区を国際リゾートエリアとし、IR事業と民間投資会社による高級リゾート計画の実現を目指している。都市再生計画はその効果を最大化させるため、中心市街地を国際交流拠点として新たに再生する青写真に位置付ける。
同構想策定時の諮問委員会メンバーと苫小牧商工会議所、地元事業者などが参画した検討会議を設置して、20年度中の策定を目指す。空港と苫小牧港のダブルポートの活用や国際リゾートエリア周辺から市街地までの移動手段、民間投資の誘発、中心街で国際化に絡めた交流ゾーンの構築などを検討する考え。
今回の予算計上には、市内に事務所を置く海外のIR関連事業者の投資意欲を引き続き支える狙いもある。
岩倉博文市長は12日の記者会見で「リゾート構想とまちづくりの観点でいろんなアプローチを考え、経済界と共に取り組んでいきたい」と意欲を示した。
















