「電子紙芝居」で歴史学ぶ 杉本孝さん戦後の様子語る-澄川小学校

「電子紙芝居」で歴史学ぶ 杉本孝さん戦後の様子語る-澄川小学校
杉本さん(左)から昭和の出来事を学ぶ児童たち

 苫小牧澄川小学校は12日、戦後の様子を「電子紙芝居」にしてまとめた市内ときわ町の杉本孝さん(78)を講師に招き、昭和の出来事について学ぶ授業を校内で行った。6年1組の児童28人とその保護者が、電子紙芝居を見ながら講話を聞き、日本の歴史に理解を深めた。

 授業は、親子で授業やイベントを楽しむ「親子学習会」として行った。

 杉本さんは、自身の記憶を基に1945~89年の事件事故や国際情勢、流行歌を振り返る電子紙芝居を、趣味のパソコンを使って2017年に製作した。高齢者施設などからの依頼を受けて上映しており、学校での披露は初めて。

 電子紙芝居は、パソコン上のものを大型スクリーンに投影して披露した。プロレスラーの力道山が活躍し、プロレスが国民的ブームとなった1957年ごろは、テレビが各家庭にはなく、街頭テレビへ見に行っていたことを伝えた。「風呂屋でも、風呂に入らずにテレビを一生懸命見ている人もいたほどだ」と熱狂ぶりを解説した。

 64年の出来事では、東京オリンピックを紹介。当時の流行歌として、先月亡くなった梓みちよさんの「こんにちは赤ちゃん」を流しながら「開会式が行われた日を記念し、10月10日は体育の日になっている」と祝日の経緯を伝えた。

 野口桃花さん(12)は学びを深め「知らないことばかりだった。家に帰ったら、お母さんに話を聞いてみたい」と話していた。

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