新型肺炎拡大 「経営に深刻な影響」 感染予防対策と情報収集進める JR北

新型肺炎拡大 「経営に深刻な影響」 感染予防対策と情報収集進める JR北

 JR北海道の島田修社長は13日の定例会見で、新型コロナウイルスの感染が拡大している問題について、「今後の終息が見通せない状況」と指摘し、「経営にとっても非常に深刻な影響を及ぼすことを一定程度覚悟しなければならない」との認識を示した。

 JR北は、1月30日に「新型コロナウイルス感染対策本部」を設置。マスク着用や手洗い励行などの感染予防対策を進めているほか、「グループを含めた影響把握や関係機関との情報収集のため、毎週、連絡会議を開催している」と語った。

 島田社長は「一日も早く終息のめどが立つことを何よりも期待している」としながらも、最悪のケースも想定していることを説明。「少なくとも社員に感染者が出た時に、事業継続をどうしていくかを含めて、一定の備えをしていかなければならない」と強調。関係機関と情報共有しながら、「いろんなシミュレーション、準備をさせてもらっている」と明かした。

 さらに経営への影響にも言及。さっぽろ雪まつり期間中(4~11日)、鉄道利用が北海道新幹線や在来線特急で約2割、快速エアポートで1割減少したことを挙げ、「これは繁忙期の数字で、この傾向がそのまま続くものではないが、2月いっぱいで終息するものでもない」と指摘。「経営への一定程度の影響は避けられない。今後の動向を注視していかなければならない」と危機感を募らせた。

 また、島田社長は札幌市中央区の本社ビル隣接地に計画していた自社の業務用ビルの建設を「いったん断念する」と発表。「経営再建の途上にある当社が建設することに疑念の意見を頂戴した。再検討の結果、現下の情勢を考えると致し方ないと判断した」と述べた。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る