高速バス4月から値上げへ 道南バス10路線で1割程度 苫小牧―札幌線 片道120円増

高速バス4月から値上げへ 道南バス10路線で1割程度 苫小牧―札幌線 片道120円増
会見する長谷川社長

 道南バス(本社・室蘭市、長谷川義郎社長)は17日、札幌と苫小牧、室蘭などを結ぶ都市間高速バス10路線の各運賃を4月1日から1割程度(片道で120~300円)値上げすると発表した。運行コストの増加などが理由で、消費税増税などの外的要因を除いた運賃の値上げは1996年以来となる。

 同社は14日、今回の運賃改定を北海道運輸局室蘭運輸支局に申請した。

 対象路線は(1)苫小牧―札幌線(高速ハスカップ号)(2)室蘭―札幌線(高速白鳥号、高速室蘭サッカー号)(3)浦河―新千歳空港線(特急ひだか優駿号)、(4)浦河―札幌線(高速ペガサス号)など10路線。

 片道運賃は(1)が1330円から1450円、(2)は2100円から2300円、(3)は2670円から2940円、(4)は2980円から3280円に値上げされる。

 区間指定回数券は、苫小牧―札幌駅前間で4660円から5100円に、苫小牧―大谷地バスターミナル間で4270円から4700円になる。3月31日までに購入した同回数券と往復券については、4月1日以降も差額の支払いなしで利用できる。

 17日に記者会見した長谷川社長は、燃料費や高速道路料金の上昇に加え、車両への安全装置搭載の必要性や公衆無線LAN「Wi―Fi(ワイファイ)」の導入などに触れ、「公共交通機関として努力を重ねてきたが、運行コスト増大でこれ以上の運賃維持は難しい」と指摘。「利用者減のリスクもあるが、サービス向上などでカバーしたい」と述べた。

 今後の市内路線、郊外路線の値上げの可能性に関しては「運行時間帯の見直しや路線の集約、新設などを進め、生活路線への影響はできる限り避けたい」と理解を求めた。

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